顎関節症 (口の開閉で音がして痛む)

症状は?

ご飯を食べるとき顎の左右どちらかに違和感があり

数日後、ガクっ パキンっ コキンって音が大きくなる

さらに大きく口を開けると痛みが強く、今までのようにあくびもできない

 

ハンバーガーやピザを食べるのが億劫

硬いせんべいやお肉も辛くなって・・・・

歯医者さんに行くも治療できない 「もっと大きく開けてください!」

・・・・・痛くて・・開か・・・ない・・・

 

顎関節症です

 

原因は何?  何がいけないの?

触ってわかりますが まず殆どの方が強い肩こりの状態です

背中から腰にかけて強い張りがあります

背中の大きな筋肉(広背筋)や噛む筋肉(咬筋)に首を動かす

筋肉がいろんな方向へ引っ張られて非常にかわいそうな状態だと

想像してください

 

決してアゴ自体が悪いのではなく、むしろ被害者という感じです

さらに手首や肘周辺の筋肉、関節も硬縮している事が殆どです

触ると痛がります (こんなところが何で?)ってよく言われますが

体って連動しあって動いているので当然の結果です

 

生活習慣でジワジワきている

スマホを長時間変な姿勢のまま使ってませんか?

右か左どちらか一方で操作してませんか?

ソファーやクッションに寄りかかって骨盤が後傾したままでやってませんか?

 

食事してる時テレビ見てますか? 正面でなく噛みながら左右に顔向けてると

頭蓋骨は歪んできてますよ

もっと原因は様々ありますがよくある日常です

 

どう施術する

立位や座位の姿勢は一目瞭然であり まずは骨盤を基準に脊柱を

調整、特に上部胸椎、頸椎は念入りにしっかり調整

大きな筋肉も細かな筋肉の調整

 

当然ですが頭蓋骨の歪みは大きいので必須です

顎は蝶番のようには可動しません、必ずスライドしながら開閉します

なので上顎骨や頬骨、側頭骨は特に調整が必要です

 

各斜角筋や僧帽筋にはテーピングをすることもあります

早期回復には効果抜群です

 

結果

根本原因にアプローチしますので個人差ありますが

痛みや開閉の可動域は大きく変化していきます

また日常やってしまう悪い癖(姿勢、スマホ)を意識しますから

自分で予防できるようになります

 

人間生きていくうえで必ず食べて咀嚼するわけですから

とっても大切な顎関節です

口腔のケアは最も大切かもしれませんね

 

すぐにマウスピースって  ちょっと違うとおもいますよ